2016年06月15日

■オーダー品のもみじのお弁当箱とさくらのお弁当箱です。

3週間前に、保護した子スズメのひよちゃん。
巣から落ちて、アスファルトの上に仰向けになっていたのを拾いました。
もう飛べるし、そろそろ自立してもらわないといけないんですが、ここに困った問題が…。
ひよちゃん、自分でゴハン食べないんですよ〜〜。ホントですかーがく〜(落胆した顔)!!
置いている粟つぶに興味ナシで、お口アングリなんです。
食べ方が分からないのかも?? と思い、バードレストランに来た同世代の子スズメちゃんの食欲おう盛な姿も見せているんですが、サッパリなんです…。
ももももしかして、このままニートスズメに一直線なのかあーーー??
この子を飼うのはぜんぜん構わないんですが、数時間置きのお給仕はカンベンです〜〜〜あせあせ(飛び散る汗)
はやく自立の一歩を願う私です。

さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


↓オーダーのめんぱのお弁当箱です。
2016IMG_4258.jpg
400mlサイズの小さめのお弁当箱。同じサイズで柄違い、2つ制作しました。
先日、上塗りすみの状態で、チラッとご紹介していましたものです。
あれから養生期間を経て、納品することができました。ムード

どちらも外側はシンプルな黒で、内側に華やかな絵が入っております。


↓もみじのお弁当箱。黒ハート
2016IMG_4254.jpg
2016IMG_4251.jpg
松葉もチラッと添えて、やわらかい感じに…。


↓こちら、さくらのお弁当箱です。
2016IMG_4261.jpg
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今年の春に、隣町の桜の名所に行ってお花を観察し、松本が描きました。ぴかぴか(新しい)
さくらのお花って、いつ見ても心躍りますよね。もう季節は初夏ですが、今でもその光景が浮かびます。

ずいぶんお待たせしましたので、ぶじお届けできてよかったです。
お弁当箱を開けるたびに、日本のめぐる季節を感じていただけたらうれしいなあと思います。わーい(嬉しい顔)


2016IMG_4726.jpg
さて、今日のおまけ写真は… ニートスズメのひよちゃんです。
もうりっぱになったでしょう?とっても可愛いです。
でも、ぜんぜん懐いてくれないので、かなしいです。もうやだ〜(悲しい顔)

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2016年05月31日

■子スズメちゃんの成長です。

スズメのヒナを保護して、1週間以上経ちました…。
は、はやいです。小鳥の成長、早過ぎます。がく〜(落胆した顔) まるでかぐや姫みたい…。


↓昨夜から、鳥かごで暮らしています。
2016IMG_4351.jpg
写真では、降りていますが… 一日の大半を止まり木にとまって暮らしました。
クチバシはまだまだ黄色いです。顔や口のまわりにゴハンをいっぱいくっつけています。あせあせ(飛び散る汗)


↓拾った翌日。(先週の火曜日)
2016IMG_4147.jpg
ぼへ〜〜〜っとしています。


↓拾った4日後。
2016IMG_4236.jpg
羽が出てきました。体はまだフニャッとしています。自分で立てません。
巣から落ちた時に打ったと思われる左の翼や足の筋力が弱く、ちょっとダラッとした感じです。あせあせ(飛び散る汗)


↓8日後。(今日)
2016IMG_4408.jpg
もうブンブン飛びますexclamation 筋力のアンバランスさもだいぶ感じなくなりました。

…ところで、この子、なんかまゆ毛がありますよね… 
なんか、このスズメさんに似ているような。(←以前、工房に来ていたスズメさん)

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あてもなく部屋中飛びまわって、目が離せません… あぶないあぶない。がく〜(落胆した顔)

実は、拾って二日後くらいに、親鳥がいないかなあと現場に連れて行ったのですが…。
それらしいスズメさんに遭遇できませんでした。たらーっ(汗)
もういわゆる「巣立ちヒナ」になっていると思うけど、どうやってスズメ社会になじんでもらえばいいんだろう…?
同世代の若スズメのコミュニティに混ぜてもらうのが一番なんだけど…。(←保護センターさんのアドバイス)

そこで、しばらく休業していたバードレストランを再開しましたよexclamation
とっても繁盛していて楽しかったんですが、しだいにカラスに荒らされるようになり(涙 やむなく終了していたのです。
2年くらい、客足が途絶えていたレストランですが、復活するでしょうか。
どうか、同じ世代のスズメさんがいっぱい遊びにきてくれますように〜〜〜。


2016IMG_4188.jpg
さて、今日のおまけ写真は… 
昨日のイトトンボの羽化に続き、カマキリさんの孵化に遭遇しました。ぴかぴか(新しい)
たくさんの赤ちゃんカマキリがゾロゾロと出てきましたよー。
最初は半透明の緑色だったのが、だんだん不透明の褐色になり、やんちゃな子カマキリさんになる様子が楽しかったです。

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2016年05月27日

■スズメのヒナを保護しました。

3歳7ヶ月の娘ですが、いつの間にかひらがなやカタカナを少し読めるようになっていました…。
(おしえてないのに…?)
とは言っても、基本的には、自分の名前の文字中心で、10文字程度なのですが。あせあせ(飛び散る汗)
絵本や看板、チラシやティッシュ箱の裏などをジッと見つめて、「あっ まつもとの ま があったよ!」
「こ もあるよ!」と嬉しそうです。
…そのうち、ひらがな絵本なら、自分で読めるようになるのかな?
書物は知性の入り口ですから、勉強は苦手であったとしても、本の好きな子になってほしいなあと思います。わーい(嬉しい顔)

さてさて、タイトルの通りですが…。
先日スズメのヒナを保護してしまいました。



↓生後一週間くらい?のスズメさんです。
2016IMG_4153.jpg
ひろった翌日くらいの写真です。まだショボンとしています。たらーっ(汗)

とある施設の駐車場でひっくり返っていました…。
野鳥のヒナを拾うのは、今はあんまり奨励されていないのは、少し知っていましたが… 巣立ちビナでない、飛べないヒナをアスファルトの上に置いて行くことができず;;連れ帰りました。(香川県には保護の連絡済みです)


飛べるようになったら、自然に帰してやろうと思っています。
…と、名前をつけずにお世話をしていましたが…。
いつの間にか「ひよちゃん」「ぴよぴよ」と呼んでしまい、危ないですね〜〜〜〜。がく〜(落胆した顔)


↓数日経ったら、ちょっと大きくなりましたexclamation
2016IMG_4236.jpg
羽のストローがくだけて、一気にフワフワに…。
急にスズメさんらしくなりました。

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お食事用のヘラも松本の自作です…。(サンプルのスプーンの柄がちょうどよかった)
もうガブッと飛びかかってきます。
ごはんは、ひな鳥用のすり餌を食べています。ミルワームは大きいので、私が「わ〜ごめんなさい〜」と言いながら、ハサミで半分にして、この子のお口に放り込んでおりますよ〜。

スズメを飼うのは久しぶりです。…20年ぶりくらい?
先日のイベントで、スズメの漆絵 について、お客様と楽しくいろいろお話しした直後だったから感慨深いです。
うまくリリースできるかなあ。
また、経過をご報告いたしますね。わーい(嬉しい顔)


2016IMG_4169.jpg
さて、今日のおまけ写真は、お庭のユスラウメです。
真っ赤な実が鈴なり黒ハート黒ハート黒ハート
この実を食べるのを、娘が毎日楽しみにしています。

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2016年05月23日

■ご来場ありがとうございました。

高松市内で行われたイベント、『家具と漆器フェア2016』が昨日ぶじ終了いたしました。
多くのお客様にご来場いただきまして、本当にありがとうございます!わーい(嬉しい顔)
毎年行われる、香川県漆器工業協同組合さんが主催するイベントなんですが、うちの工房はここ数年お休みしていました。あせあせ(飛び散る汗)
2012年に出たのが最後だったから… 
3年間続けて休んだことになるんですね。やはり子供が小さいうちは、ちょっと準備が難しかったのですが、今回はがんばって出て良かったです。
久しぶりにお会いするお客様やもうずっと会っていなかった友人も来て下さいましたし…。
お久しぶりなのに「待っていたよ」といらして下さった方もおいででした。
やはり出会いもあっていいものだなあ〜と思いました。黒ハート
特に私は、県外の作品展に出ることはなくなったので、対面でお客様とお話しするのがとても楽しかったです。

皆さま、貴重な休日をお出かけしてくださいまして、ありがとうございました。
この機会に香川の漆器をもっと身近に感じて下さるとうれしいなと思います。
これからも、よろしくお願い申し上げます。ぴかぴか(新しい)

2016IMG_4109.jpg
今日のおまけ写真は風に吹かれるうり坊とミルミルです。
涼しい場所をいち早く押さえ、ゴロゴロとしています。
のんきだな〜〜〜〜。

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2016年04月03日

■ブログが11年めに入りました。

この「和うるし日記」がスタートしたのは、2006年4月1日でした。
早いもので、今月で11年めに突入しました。ぴかぴか(新しい) 長い期間、読んで下さっている方、本当にありがとうございます。もうやだ〜(悲しい顔)
工房がスタートしたのが2001年の春なので、5年後にこの日記を付け始めたことになります。今日は、少し振り返って、思いつくことを今日は書いてみようかなあーと思います。


そもそもブログを始めたのは、友人からの強いすすめでした…。
当時はツイッターもなく、ブログでの発信がじょじょに世間に浸透している、といった感じだったように思います。2005年から、HPに付随するダイアリーに活動の様子やその時々にあったことを書き綴っていたりましたが、まだまだ私もwebへの発信も慣れておらず、とても内容が堅かったです。たらーっ(汗)
しかも当時は、漆のようなマイナーな分野(しかも国産漆;;)の生き生きとした情報はあまり発信されておらず、よいお手本もなかったのですが、結局は「ありのままでいこう」と今のような形にじょじょになっていきました…。


それに「漆」、というと魅力はあるけど、どことなく寄り付きがたい雰囲気がありました。
そこで、世間の方が一番気にしているのは、漆器の原材料や価格ではなく、まずは「漆かぶれ」だろうと思い(汗)それについて文章を書いたところ、すごくたくさん読んでいただけるページとなりました。
一時期、漆にかぶれた方の駆け込み場のようにもなり;;10年かけてコメント欄は70近くにも伸び、ふと見るとちょっとしたスレッドのようになってビックリしています。がく〜(落胆した顔)

また、ぜんぜん知らなかったのですが、漆を勉強している学生さん、そしてこれから勉強しようという方もこのブログをよく見て下さっていたようなんです。(最近、知りました)
私自身たいへんたいへんお世話になった、香川県漆芸研究所なのですが、数年前に、いったいどんなところか?修了生の視点でくわしく取り上げたことがありました。この記事が、これから研究所に行こうかと考えている方にとって、ひとつの指針にちゃんとなっていたらしいのです。
実は、「とても参考にしていました黒ハート」と、後輩になる修了間際の生徒さん自身から先日聞いたところです。わあ…そうなんだexclamation 時間の流れをしみじみと感じております。
漆…というか、漆芸研究所がなんですが、たいへん恵まれてそして特異な環境であるので、必死で勉強したけど、修了(卒業)したとたん、丸裸で世間に放り出される形となってしまい、自己と社会のあまりの乖離に悩む友人知人があまりにも多かったのですね。その歯がゆさに「これってタブーよねえ… ごめんなさい」と思ったけどつい力を入れて書いてしまったのでした。あせあせ(飛び散る汗) 20〜30代という、若く、人生の基盤作りにいそしむべき数年間を悩んで立ち止まるのはもったいないと強く思っていたんです。
でも、よかったーー。
「結婚しても、自分の制作活動を続けられる伴侶をみつけた」「もし、出産しても落ち着いたら存分に制作しますよ〜」と言って笑う、若くて柔軟性にあふれた後輩たちはとても魅力的でした。(うっ、その若さと余裕がうらやましい)

そして、漆を自分で育てて、自分の作品を作る… そうしたことが実現可能なんだ、と漆の未来について夢を持って下さる方もいらしたようで、とても励みに思います。
もう現在では、そうした制作スタイルは決して奇異なことではなくなりましたもんね。ハートたち(複数ハート)


そういえば、工房がスタートして、つい最近までのことなんですが、「国産漆100%でつくっています」とお話しすると、「ありえない」「うそでしょ?ほんとは中国産も使ってるはず」と、同業の方にはよく聞かれたものです。たらーっ(汗)
それまでの漆の制作現場での「常識」では、ありえなかったんだそうです。
しかし、今はそんな昔の「常識」にとらわれない、若い感性の作り手さんが次々とあらわれました。一部の産地も数年前からそういった取り組みをされてますよね。こうした硬直していた世界も、だんだん変わりつつあるんだなあ〜〜と感慨深いです。
ああ、自分もしっかり年を取っているんだなあと実感する瞬間ですね。わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)

ここ数年、浄法寺(岩手県)、茨城、丹波(京都)といった、日本にわずかに残る漆樹液産地の活動や日光東照宮の修復により、国産漆についての情報発信が濃厚にそして活発になり、多くの報道に乗るようになりました。
デービッド・アトキンソン氏の登場も鮮烈でしたよねーーexclamation ドキッとされた関係者の方は多いのではないでしょうか。
それにともなって、国産漆の理解が急速に世間に浸透して、つよく関心を持って下さる方も増えたことを実感しています。


思えば、ほんとうに多くの方に、仕事を助けていただいたり、お話を聞かせてもらったりしました。
この11年間の間で、若い人の活躍が目覚ましい一方、残念ながら亡くなられた方もいらっしゃいます。
長野県の和田佐七さんや、新潟県の渡辺勘太郎さんなどがそうです。どちらも昭和に活躍された漆掻き職人さんで、たいへんお世話になりました。激動の時代をたくましく生きた姿はとても励まされました。最近では、一匹狼で仕事していた松本を漆器組合に入るべく尽力して下さった方、そして、工房の仕事に時々ちゃちゃを入れたり、じゃま?をしたりしながら、手伝ってくれたお隣のおじさんも続けて亡くなってしまい、ふと寂しくなることがあります…。
個々の人の命や英知は、有限なんだなあと思うと人の存在はとてもはかないんですね。でも、教えていただいたことをまた人に伝えたり、その人を思い出して笑ったりできる限りは… 本当にその方が亡くなったわけではありませんよね? そう思って、ときどき心の中で偲んでいます。


…いろいろと、思い出すことがたくさんあって、11年って長いような短いような…。
でも気持としては、最近になって仕事のエンジンがかかったばかり、という心境なのが不思議です。
工房では3年前に娘が登場し、よりにぎやかになりました。
ブログ開始当初からいる、飼い猫のミルミルとむぎ君もあいかわらず元気です。
初心を忘れずに、国産漆のすばらしさを受け取っていただける仕事をしようと思います。

長々となってしましましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。わーい(嬉しい顔)
12年め、13年めも変わらず続けようと思っていますので、これからも、よろしくお願い申し上げます。


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のびのび〜〜〜。
このブログが始まる頃には、まだいなかったと思われるうり坊です。

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2016年03月03日

■ご来場ありがとうございました。

ご報告が遅くなりましたが、3月1日に大阪での作品展がぶじ終了しました。
今回も多数ご来場くださいまして、ありがとうございます。わーい(嬉しい顔)
松本は、神戸に寄って昨日工房に戻りました!(大量に紅茶を買ってきたらしい…)
「おとうさん まだ かえって こないの?」と、毎日言っていた娘も大喜びです。
大阪滞在中は、松本がお世話になり、本当にありがとうございました。
また、大阪へ仕事へ行くのを楽しみにしていますね。黒ハート


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さて、急に暖かくなりましたね。
工房の庭のウルシちゃんも、芽がふくらんできたような気がします…。
松本も戻ったので、種の脱ロウも行いたいと思います。ぴかぴか(新しい)
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2016年02月29日

■大阪での作品展、明日が最終日です。

この土日もたくさんご来場ありがとうございました。
午後5時までですので、気をつけてお越し下さいね。わーい(嬉しい顔)


↓新作の一つ、栃小鉢です。
2016IMG_1707.jpg
径が12.5cmとさっと手に取りやすいサイズです。ほどよい深さがいいですね!
松本が木工旋盤で一枚ずつ挽きましたので、少しずつ形が違うのもかわいいですよ〜。
上塗りの雰囲気もよく、いい感じに仕上がってとても気に入っている小鉢ちゃんです。
ぜひ、会場で手に取ってくださいね。ムード

2016IMG_1530.jpg
さて、今日のおまけ写真は… 
この土曜日に、娘と一緒に作ったお団子です。今回は、いちご味のピンクのお団子とよもぎ団子です。
(ストロベリーパウダーと乾燥よもぎ粉使用)
前日に、愛用の栃スプーンをバキッと噛んで壊してしまい(涙 代用のスプーンです〜。

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2016年02月22日

■大阪の作品展の荷物を発送しました。

今日は15年来の私の友達が、久しぶりに工房に寄ってくれました…。ぴかぴか(新しい)
短い間だったけどとても楽しかったです。
住み慣れた香川県を来月には引っ越す、ということを彼女からいきなり聞いた時にはビックリしました。あせあせ(飛び散る汗)
いま、関西で一人暮らしをしている娘さんと一緒に住むんだそうです。娘さんが小さい時にあまりかまってあげられなかったので、お嫁に行くまではそばでいてあげたくなっちゃったと、笑っていました。
ここしばらく会っていなかったけど、すごくさみしくなりましたよ〜〜〜〜。もうやだ〜(悲しい顔) 
ぜんぜん漆の業界のことは知らない彼女でしたが、仕事を始めたばかりの時、たくさん励ましてもらったりして、お姉さんのような感じでした。いろいろ元気つけてもらったなあ…。
私ももっと頑張らなくちゃ!と思った今日でした。

さて、いよいよ今年初めての作品展が大阪で始まります。
今日はその荷物を発送しました。


↓段ボール箱がずら〜り。
2016IMG_1494.jpg
みんな、大阪に旅立ちましたよ〜〜。
明日は追いかけるように松本が出張に出かけます。

今週水曜日から開催です。

和うるしのアクセサリーとうつわ展
2月24日(水)〜3月1日(火)
会場/高島屋大阪店 特選和食器売場


何とぞよろしくお願い申し上げます。わーい(嬉しい顔)

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2016年01月24日

■真冬のウルシです。

うう…さむい…。ふらふら
今期最大の寒気に包まれて、仕事場以外は冷え冷えとしている工房です。そんな中、娘は白いバスタオルをまとった格好で(本人の中ではアナ雪のエルサのイメージ)、意気揚々とじいじとばあばの家へ遊びに行きました。
「記録的な寒気」の報道に恐れをなしていましたが… さすがに安穏な香川県。積雪や吹雪もまったくなく、暮らしの心配はありませんでした。よかったです。


↓寒いよ〜。
2016IMG_0782.jpg
工房の庭のウルシちゃんも凍えているような気がします。たらーっ(汗)
芽がふっくらとゆるむ季節が待ち遠しい〜。
3_30_me_1_.jpg ←こんなふうに。

でも、確実に春は近付いていますよね。私の中では春告鳥である、ツグミを先日畑で見かけて、狂喜したところです。(本来の春告鳥はウグイスらしいですが…)
この近辺では、冬と早春の境目にあらわれて畑や田んぼを探索する姿がみられ、春が終わる頃にこっそりと姿を消す地味な小鳥です。
まだ1月、寒いの苦手ですけど、ゆっくり移ろいでいく季節の変化を楽しもうと思います。わーい(嬉しい顔)

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posted by 宮崎佐和子 at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 日記

2016年01月01日

■明けましておめでとうございます。改めて自己紹介します。

平成28年になりました。
新年明けましておめでとうございます。わーい(嬉しい顔) 今年もよろしくお願いいたします。
この工房ブログを始めて今年で11年目、そして工房を立ち上げて16年目に入ります。…われながらビックリします。たらーっ(汗)
最近になってごらんになっている方も多いと思いますので、あらためて簡単な自己紹介いたしますね。ムード

     hukuya_9590_2.jpg
漆芸作家の松本和明と宮崎佐和子と申します。
「さぬきうどん」で有名な四国の香川県。その香川県にある善通寺市の閑静な田園風景の中に2001年から漆工房をかまえ、夫婦二人で制作活動をしています。遅く生まれた娘も3才になり、ネコ三匹と一緒ににぎやかに暮らしています。
  
※松本和明のプロフィールはこちら
※宮崎佐和子のプロフィールはこちら

和うるし工房あい  国産漆

日本でも珍しい「国産漆専門のうるし工房」です。
とうぜん工房には、国産漆しか置いていません。 

主に岩手県浄法寺町の浄法寺漆、茨城県の奥久慈漆。あと、レアものの漆として、松本が自分で採取した岩手県の浄法寺の漆のほか、同じく自身で採取した地元香川県の漆、徳島県の阿波漆、高知県の漆などがあります。(あと、私が漆掻きをした、岩手県浄法寺の漆など)
ただ「国産漆」でありさえばよい…というのではありません。
国産漆と言えども品質の差がたいへん大きいのです。

和うるし工房あい  国産漆 松本和明

この「品質」は、日本酒にも似ていて成分数値には反映されない部分があり、熟練したプロの「目利き」により選ばれます。工房では、漆おたくの松本がよりすぐった、品位の高い漆だけが収集されているのです。

さて、ここまで読んで『漆芸の材料の漆は国産以外にあるの?』と思われる方も多い事でしょう。あせあせ(飛び散る汗)
知られていませんが、残念ながら、日本では国産漆がほとんど使われなくなって随分時代が過ぎてしまいました。(…となると、現在はほかの素材が使われているのですが、松本より『いちいち言わなくてよろしい』と言われています;;)

漆芸の原材料となる「漆」の樹液のもととなるウルシの木も減少しており、ウルシの木を増やすところから関わっています。高松市の五色台という山の中腹に、約3反の工房の漆畑を作り、ウルシの木を育ててるのですよ〜〜。
もう十分木は育ち、そろそろ漆掻きをしようかなあと思っています。



バッド(下向き矢印)昨年春の様子です。中央のこんもりした林がウルシ畑です。
和うるし工房あい  ウルシ畑 漆畑 
五色台という山の中にあります。(そんなに高いところではありませんが…)奥は瀬戸内海です。


すばらしい日本産の漆を、たくさんの方に知っていただきたい!そんな思いでこの日記を始めました。
このブログを開始した頃は、国産漆の浸透度はまだまだ低くて、私たちもたいへん肩身の狭い?思いをしたのですが、ここ最近になって少し風向きが変わって、国産漆の話題も増え、国産漆を扱う作家さんも出てきました。
とても嬉しい事です。わーい(嬉しい顔)

こんな「和うるし工房あい」では、夫婦二人だけで、希少な国産漆のみを使って仕事をしていますので、あまりたくさん作るのは難しいです。(オーダーいただいても、制作には時間がかかります;;)
店舗に置いていたりはせず、百貨店での作品展でのみ、作品を紹介しています。
あと、在庫は少数ですが、キジトラのむぎ君が店長を務める工房のショップ国産漆のうつわ専門店 和×和と、古木里庫通販サイトの2カ所のネットショップがあります。

かんたんですが、こんな感じでしょうか…
より詳しい活動内容は工房HP waurusi.comをごらんいただけますと幸いです。
今年もよろしくお願い申し上げます。ムード

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posted by 宮崎佐和子 at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 日記
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