ぶじ、3歳児クラスに移った娘ですが…。
昨日は急に前の先生やクラスが恋しくなったようで、少してこずりました。


ちょっとした、子供の機嫌をそこなうハプニングがあり、「○○せんせい に あいたい よー」と、急に泣き出した娘。号泣するので、しかたなく娘を連れて、前のクラスをのぞきに行きました…。
娘はそっと窓をのぞいて、「○○せんせい いないね」 「○○ちゃん(娘の名前)が遊んだ、キリンさんのぬいぐるみ、あったね…」と、そっとつぶやいてました。そして、いまは知らない小さいお友達が、クラスにいるのをじっと見ていましたが、もと来た道を戻りました。
…人生は、そういうことの繰り返しだよ…。
と、心の中でつぶやいた私でした。

春はあたらしい生活の始まりが多いですが、ちょっと寂しいこともありますね。
さて、そんな今日は春らしい話題をご紹介しようと思います

↓カワイイ!!ウルシの芽です。


とっても小さいですよ〜〜〜〜!! 昨年の分根のウルシちゃんです。
分根とは…。
※分根の作業の様子ウルシの繁殖法は、主に2種類あります。
タネから発芽させる実生と、根っこを切り取り、そこから苗木に育てる分根法です。
漆樹液産地の東北では、実生法で多くの苗木を得て繁殖させますが、西日本では分根法が多いです。
分根法は、母体となる木のクローンが育つので、お気に入りのウルシを増やせるのですね〜。
でも、1本1本根っこを植えて管理するので、作れる数は限界があります。いっぽう、実生の方は大量のタネを蒔いて順調に発芽させれば大量の苗木を得ることができるメリットがあります。
工房では、分根では、徳島産の阿波漆を増やしています。
四国産のウルシなんですね。
↓次々と真っ赤な炎のような芽が…。


みんな昨年、根っこがついたものですから1才のチビッコですよ〜〜。
中にはマッチ棒程度の子もおります。今年は大きくなるよ!!
そして…。
↓この子は、今年根分けをしたものです。(一緒に写っているには私の小指)

はやっ!!!


こちらは、もう少し大きい苗木です。

あっ、そうそう!!
↓松本が昨年、実験の漆掻きをした木です。
※2015年の実験漆掻き
漆掻き後、すべて切り倒したので、あわれな切り株になっちゃいましたが…。
ちゃんとひこばえちゃんが出てきています。この子がどんどん大きくなりましよ〜。
小さな死と再生を繰り返して、年月はすこしずつ進んでいきますね。


今日のおまけ写真はむぎ君です。
内猫なので、窓際専門…。お外を眺めながら、ぼーっとするのが大好きです。
いつもありがとう…→ 

posted by 宮崎佐和子 at 13:56|
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■ ウルシの木の記録