
山のふもとや民家や道の近くによくハゼの木が生えています。
道路脇に発見した木。これもおそらくハゼの木の一種です。

これが、うるしの木です。
(工房のもの。徳島県産の木、約3才)
残念ながら?うるしは秋になると
あまりキレイな木ではありません。

さっきのはぜの木のアップ。
葉っぱの並び方はうるしと似ています。

工房の漆の木。約6〜7才。この木は実をたくさん付けました。

ハゼの紅葉した葉っぱ。
葉はやや固めでハリと艶があり、つんつんした感じです。

ウルシの葉っぱ。
ウルシは紅葉しても赤くならず、
色は黄色と茶色のまだらという感じ。
この時期は水気がなく、かさかさごわごわした手触りです。
これらの2種の木の姿は11月の同じ日に撮ったもの。だから、これらの木の秋の姿、と思っていただけたらと思います。同じウルシ科の木ですが、こうしてみるとけっこう違うものです。
でも「かぶれる可能性のある」ってことに関しては、おんなじかな(笑)
近寄ったり、ちょっとさわったりくらいはたぶん大丈夫と思うけど、葉っぱや枝を摘んだりすると、木の汁に触れる原因になるのでよくないと思います。
“うるしかぶれ”について興味のある方は、左の欄にある
「カテゴリ/漆かぶれについて」を開いてみてください
ハゼの種は、発芽しやすく小鳥が食べて遠くに撒くのであちこちで見られて、今の時期には美しい紅葉で目を楽しませてくれます。
一方、ウルシの種は、とっても発芽しにくく増やすのには手間がかかります。なので、自生している漆の木はとっても少ないと思います。
どっちの種も良質のロウに覆われていて、そのロウで和ろうそくを作ることができるんですよ。
ハゼの葉っぱ、こんなにきれいだったらやっぱり近寄りたくなってしまいますね

↓和ろうそくはここで購入できます。
http://homepage3.nifty.com/ecoshop/ecogoods-candle.htm
↓OMエコショップすが
http://homepage3.nifty.com/ecoshop/