2012年05月07日

■ウルシの木の幹に…。

か、風が強い…あせあせ(飛び散る汗)
竜巻の被害には、びっくりしましたね。工房のある香川県善通寺市近辺でも、以前竜巻みたいな気象を見かけたことがあって、とても怖かったのを覚えています。
早く回復しますように…。


バッド(下向き矢印)工房の庭のウルシの葉っぱもあおられまくっています。
2012G_4817.jpg
かなりノッポになったこの木、浄法寺産の実生の苗から育った子なんです。

2006/5/5/漆の芽←最初はこんな感じでした。

そしてこの木の根元にはミルミルのお兄さん猫が眠っています。ぴかぴか(新しい)

こんな浄法寺産のウルシの木ですが…。
工房の大多数を占める阿波産のウルシと違う特長が、この木にあるんですよ。


バッド(下向き矢印)それは…。(拡大してごらんください)
2012G_4816.jpg

「毛」が幹に生えているんです〜。
この黒くてプツプツとした、伸びかけたおヒゲのような毛…。いったい何でしょう?? (松本いわく、浄法寺のウルシの木によく見かけるそうです)

なぜだか分からないけど、ちょっと面白いですねexclamation


2012G_4866.jpgさて、今日のおまけ写真は…。木工場で、ろくろにいそしむ松本を背後から眺めるうり坊です。笠子地蔵みたいになってますね。あせあせ(飛び散る汗)


posted by 宮崎佐和子 at 21:17| Comment(3) | TrackBack(0) | ■ 和漆の木について

2009年05月23日

■漆のタネがつきました。

今月初旬に今年の漆の花が咲きましたが、もうみずみずしい実をつけていたので、写真を撮りました。
この時の浄法寺産の実生の木の雌花さんです。

バッド(下向き矢印)花が散ったあとに、小さなふくらみが残りました。
 (クリックで写真が拡大します)
5_23_urusi_mi_0_.jpg
5_23_urusi_mi_1_.jpg

今年は虫さんが少なかったけど、ちゃんと中身の入った種だといいな。

そうそう、今日は里山に入る機会があったんですけど、ひさびさにハゼの木を見かけました。ハゼも花が散ったあとで小さな実をつけていました。漆の木とよく間違えられる(というより、漆の木と思われている)だけあって、実もそっくりだな〜とつくづく思いました。

バッド(下向き矢印)ハゼの花が散ったあとです。(クリックで写真が拡大します)
5_23_haze_mi_1_.jpg
5_23_haze_mi_2_jpg.jpg
微妙に感じは違いますけど、やっぱりウルシ科どうし。よく似ていますね。どちらも、実から木蝋がたっぷり採れて、以前は貴重な資源でした。

バッド(下向き矢印)ハゼの木です。ぱっと見はウルシとけっこう似ているなあ。
5_23_haze_.jpg

…私たちは枝を触ってみたりしてしげしげと見てしまいました。でも、皆さんはそんなことはしないで、遠巻きに見てくださいね。;;

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posted by 宮崎佐和子 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 和漆の木について

2007年12月24日

■真っ赤に紅葉したハゼの葉です。

車で道を走っていると、小高い山のあちこちに真っ赤なしずくを散らしたようなハゼの紅葉があって、とってもきれいです。^^
今日も通りかかったトンネルの前後の雑木林に、赤いハゼがあったので車を停めて見てみました。

12/24 ハゼの木
わあ〜きれいですねえ ムード かぶれる木と
分かっていても近づきたくなる美しさです。

よく、ハゼは漆の木と間違われるのですが、同じウルシ科でも別の木になります。
漆の樹液を採るウルシノキは、秋になってもせいぜい黄葉くらいでなかなか赤くなりません。(今年はめずらしくウルシが紅葉しましたが、このくらいの赤さでした)

12/24 ハゼの葉
本当に目の覚めるような赤exclamation
こんな「赤」をどこかで見たことある…
と思い出したのが、赤トンボの赤でした。


さてさて、うっかりしていましたが、世間はクリスマスなのですね。あせあせ(飛び散る汗)(道路が混んでいる、と思ったらケンタッキーのお店の前でした。道路に車がずらっと並んでけっこうすごいです)
うちは毎年クリスマスらしいことは全然していません。
今年もツリーもポインセチアもないですが… ハゼの美しい赤を見て、ちょっとプレゼントをもらったような気分になりました。ハートたち(複数ハート)


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posted by 宮崎佐和子 at 21:29| Comment(1) | TrackBack(0) | ■ 和漆の木について

2007年02月23日

■中国産のウルシの木の写真。


ここの「和うるし日記」と工房の公式サイト「この葉だより」では、当然ですが、和うるし、つまり日本産漆の木のことばかりを紹介しています。
じゃあ中国産の漆の木ってどんなのでしょうか?? 松本の撮った写真があるのでお見せしようと思います。
中国産のウルシ1
2005年10月23日岩手県浄法寺町で撮影。

中央のオレンジ色の葉を付けている木が、中国の漆の木です。(詳しくは、中国産の漆の種から発芽させたもの)実験用に植えた木だそうです。
確かにウルシの木ですが、どちらかというと日本産のウルシの木よりも、よりハゼの木に良く似ていますね。
日本産のウルシの木とハゼの木

中国産のウルシ2
中国産のウルシの葉っぱ。(松本が持って帰ってましたが…すぐぼろぼろに^^;)

中国産のウルシ3
中国産のウルシの木の幹。

ちょっと、幹が変わっているんです…! こんなふうに、トラネコみたいなシマシマが…。(幹の肌とかはウルシなんだけど)
今回の中国の木には、全部こんな不思議な模様があったそうです。


ひとことに中国のウルシの木、といってもいろんなタイプがあるそうで(大陸ですからね〜^^)今回の木以外にも別の特長を持つ木もきっとあるのでしょう。
これはこれで、日本式の漆の掻き方(採取の仕方)をしたら、どんなウルシが採れるのかなあ〜とちょっと気になります。
…と思ったら、すでにその実験はしていたそうですあせあせ(飛び散る汗)さすが浄法寺。若い漆掻きさんが採ったそうです。で、結果はというと、アクの多い濁った漆が出たそうで(浄法寺の漆掻きさん談)、浄法寺の人好みではなかったとか。でも、実験のため木代はタダだったしけっこういい漆を手に入れることができて、採った彼(家が神社仏閣修復会社)はウキウキとその漆を大事に持ち帰って修復の仕事に役立てることが出来たそうです。
さすが浄法寺町は、日本一の漆樹液産地だけあって、いろんなエピソードが生まれるなあ。自分の採った漆を使えて、その彼もとっても楽しかったと思いますiモード


posted by 宮崎佐和子 at 21:55| Comment(2) | TrackBack(1) | ■ 和漆の木について

2007年02月04日

■冬のウルシの木です。


暦の上ではもう春… そのせいかどうか、今日はよく晴れて穏やかな日でした。少し前から田畑から聴こえるヒバリのさえずりも、どことなく陽気を運んでくるような気がします 晴れ

2/4工房の漆の木1
工房の漆の木。枝先にはきっと芽吹きが待っています。

2/4工房の漆の木2
葉がなくなるとよけい分かるのですが、幹や枝のあちこちに傷があって漆が吹き出た固まりがあります。
2/4工房の漆の木3
けっこういい色の漆です…楽しみだなあ。

2/4工房の漆の木4
葉が抜け落ちた後の断面にも、漆が吹き出ています。
まさに木のかさぶたっていう感じ。

2/4工房の漆の木5
以前も少し紹介しましたが… 
あちこちにソバカスみたいな漆の出た跡があります。
これはなんと、夏の間にセミさん達がお食事をした後のキズなんです。あせあせ(飛び散る汗)美味しいところは決まっているのか、近いエリアに集中して刺し傷がついているような気がします。

2/4工房の漆の木6
やっぱり、ひときわ目立つ大きなキズあと。
これはミルミルと兄ネコが子猫の時に、漆の木で遊んだツメあとなのです。幼木の時についたキズが、こんなに木が大きくなっても残るとは… ちょっと驚きです iモード



posted by 宮崎佐和子 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 和漆の木について

2007年01月06日

■漆の木の根っこについて。


ものごとは、表面化しているもの・目立つものばかりに気をとられがち。漆の木でもそうです。葉っぱや幹や枝の成長ぐあいにまず目がいきやすいのですが、漆の木にとって同じくらい大事なのが地下の根っこです。

16-スの.jpg
漆の根。先端部分の細かいところです。

木の根といえば、地下に深く入り込んでいるようなイメージがありますが、漆の根っこは、比較的地表近くを広範囲に伸びるように走っています。

16分根2.jpg
漆の根を掘り出す様子。
以前、分根して作った苗木から根を採ってます。

16スの.jpg
出てきた漆の根。


この根を使って、また漆の苗を作ることができます。これは“分根”という方法で親木と同じ遺伝子の苗を得られます。(いわゆるクローンですね)
この根っこを切断するだけで、その切り口から“ひこばえ”が出てくることも。研究生時代、徳島の漆かきさんと一緒に山に漆の根を採りに行ったことがあるのですが、漆の木のある土地の奥さんが「漆の木、いらないからどんどん採って」と言ってくれ、たくさん根っこを切って持って帰りました。しかしその数年後、奥さんの思惑とは裏腹に、漆の木のひこばえがさらにいっぱい生えてきて、往生したという話を聞きました。(^^;)
思わぬ木の生命力にびっくりするとともに、その奥さんが気の毒でならなかったです iモード
posted by 宮崎佐和子 at 21:01| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 和漆の木について

2007年01月02日

■“殺し掻き”のあとの、切った漆の木。


日本で行われる漆かきは、そのほとんどは“殺し掻き”といわれる方法です。なにやらただ事ならぬ呼び名ですね。つまり、漆かきが終わったあとに木を残さずに切り倒してしまう方法です。
反対に木を切らずにすませる掻きかたは“養生掻き”といわれます。
この“殺し”と“養生”、掻きかたに対する視点がまったく異なるので漆かきの計画の内容が違ってきます。何やら“養生”の方が、自然にやさしいようなイメージがあります。が、漆の世界はそう簡単ではなかったりするんです。

さて、松本も主に行う“殺し掻き”ですが、知らずに聞くと「用済みになった木を切るのは、可哀想」と安易に思ってしまうものです。でも実際は、殺し掻きした木を切らずに放置しておくのは、逆に「木が可哀想」なことになってしまいます。

木の生命力って、すごいんです!

1229切った.jpg
“殺し掻き”をした漆の木の、約3年後。
切り株から新しい芽(ひこばえ)が出て来て
2メートル以上の木になっています。


これは以前、徳島県で松本が漆かきをしたあとに切った木です。
こんなに成長していて、なにげに見に行った松本も私もビックリ!(夕暮れに携帯で写真撮りました)
「根っこという財産があるから、次に出る木はよう伸びる」という漆かきさんの言葉どおりすくすくと伸びやかに育つ木は、とても気持ちよいものです。これなら10年たたずに、また漆かきができる太い木になっているでしょう。

1229徳島スかき.jpg
徳島での漆かき。


私たちはいろいろ漆の木の産地を見る機会があるのですが、殺し掻きをしたまま、切らずに木を放置して何年も経っているものをまれに見かけます。よっぽどの事情があったのか、それともプロでない人の手によるものなのか…。掻いた木の後処理は、かぶれるし木を運ばないといけないし面倒なので、ついついそのままにしているのかもしれません。
でも、中途半端に漆を採るための傷をつけられ、死なず生きずで元気なく立っている漆の木を見ると、なんとも複雑な気分になります…iモード
posted by 宮崎佐和子 at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 和漆の木について

2006年11月03日

■かぶれる木、うるしの木(ウルシ・漆の木)、はぜの木(ハゼ・黄櫨の木)の葉っぱの写真。


ハゼの木 全体
山のふもとや民家や道の近くによくハゼの木が生えています。
道路脇に発見した木。これもおそらくハゼの木の一種です。

漆の木 全体
これが、うるしの木です。
(工房のもの。徳島県産の木、約3才)
残念ながら?うるしは秋になると
あまりキレイな木ではありません。

はぜの木
さっきのはぜの木のアップ。
葉っぱの並び方はうるしと似ています。

うるしの木
工房の漆の木。約6〜7才。この木は実をたくさん付けました。

黄櫨の葉
ハゼの紅葉した葉っぱ。
葉はやや固めでハリと艶があり、つんつんした感じです。

漆の葉
ウルシの葉っぱ。
ウルシは紅葉しても赤くならず、
色は黄色と茶色のまだらという感じ。
この時期は水気がなく、かさかさごわごわした手触りです。


これらの2種の木の姿は11月の同じ日に撮ったもの。だから、これらの木の秋の姿、と思っていただけたらと思います。同じウルシ科の木ですが、こうしてみるとけっこう違うものです。
でも「かぶれる可能性のある」ってことに関しては、おんなじかな(笑)
近寄ったり、ちょっとさわったりくらいはたぶん大丈夫と思うけど、葉っぱや枝を摘んだりすると、木の汁に触れる原因になるのでよくないと思います。

“うるしかぶれ”について興味のある方は、左の欄にある
「カテゴリ/漆かぶれについて」を開いてみてください


ハゼの種は、発芽しやすく小鳥が食べて遠くに撒くのであちこちで見られて、今の時期には美しい紅葉で目を楽しませてくれます。
一方、ウルシの種は、とっても発芽しにくく増やすのには手間がかかります。なので、自生している漆の木はとっても少ないと思います。
どっちの種も良質のロウに覆われていて、そのロウで和ろうそくを作ることができるんですよ。
ハゼの葉っぱ、こんなにきれいだったらやっぱり近寄りたくなってしまいますねムード


↓和ろうそくはここで購入できます。
http://homepage3.nifty.com/ecoshop/ecogoods-candle.htm

↓OMエコショップすが
http://homepage3.nifty.com/ecoshop/
posted by 宮崎佐和子 at 23:12| Comment(14) | TrackBack(0) | ■ 和漆の木について

2006年11月02日

■真っ赤になった、ハゼの木らしき葉っぱ。

紅葉がきれいな季節になってきました。
きょう、ハゼらしき葉っぱを撮影してきました。(香川県ではかぶれるので“マケノキ -まける→かぶれる-”と呼ばれています)
とりあえず、紅葉した美しい葉っぱをアップします。
キレイ…まるで夕日のような葉っぱです。
11/2 ハゼの葉
かぶれるかな〜?ってちょっと心配。
(でもたぶん平気)


よく、ハゼやヌルデは漆の木に間違われるんですよね…ウルシはこんなに赤くなることはほとんどないのに。(一般の方にはどっちでもよいのかもしれませんが)
でもでも、この木からあの美しい樹液は採れません。なのに、かなり有名な漆器屋さんのパンフレットやHP、雑誌の記事などに堂々とこのハゼらしき真っ赤な葉の写真が使われていたりするのです。(確かにこっちの方が視覚的にはアピール度ばっちりなんですが…)

明日は、工房の漆の木と葉っぱの写真と比較してご紹介したいと思います。
posted by 宮崎佐和子 at 22:10| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 和漆の木について

2006年09月16日

■新潟のうるし苗を直植えしています。

おととい(茨城の漆が来た日)に、この春から種を発芽させて育てていた新潟の苗を、松本和明がいくつかポットから出して庭に直植えしていました。

9/16新潟苗1

松本気まぐれの?の実験らしいです。(^^:) 草刈りをしたので、そのついでに…って感じで。「この時期に植え直したら、どんなふうに肥えでいくのかなあ」だって。比較?に、ポット苗もほぼ同じくらいの本数を残しています。
タテの成長は今年はもう止まり、あとはどんな具合に太っていくかが気になるところ。(ウルシノキは、太くならないと漆掻きができない…)
さて、どうなるのでしょう。

9/16新潟苗2
新潟苗さん。上から見るとこんな感じです。(この時期特有の黄色い葉っぱが付いています!)



9/16殿様バッタ
あらら、珍しい〜。トノサマバッタの子供です。
だまし絵みたいに葉っぱに乗っていました。
成虫とかなり雰囲気が違うなあ。


posted by 宮崎佐和子 at 21:49| Comment(1) | TrackBack(0) | ■ 和漆の木について
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