2006年08月02日

■漆の木の住人 8

8/2虫さん1
子カマキリがお食事中。黒いハチみたいな虫を食べてます。
(人の気配に警戒してる‥。大事なゴハン、横取りしないって)


8/2虫さん2
カメムシ。嫌われものの虫さんですが、
なかなか面白い造型をしていて、私はけっこう好きです。(^^)


8/2虫さん3
?? うるしの実がたくさんなっているのだけど
枯れた実に虫のタマゴのがたくさん付いているんです。
何のタマゴだろう? あした観察してみよう‥フリーダイヤル
posted by 宮崎佐和子 at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 和漆の木について

2006年04月17日

■漆の種まき


4/17/播種
松本が夜、いきなりごぞごぞと苗床のケースを取り出して何やら始めました。お気に入りの極細ピンセットを使って、九州で以前買った白い器を用意して…?? あ、どうやら漆の播種(種撒き)を始めたらしいです。(笑) 碁盤の目のように計りながらきっちりと植えています。が、種の量がとんでもないんですが〜〜。
4/17/種アップ

タイミング的には丁度よかったようで、皮が割れかけている種も中にありました。
水に浸けて約1週間。この水に浸ける期間は人によってまちまちなのですが(流儀が違うのでしょう)中を確認しながらする方が素人にはいいでしょう。(といっても普通の素人に分かるのかナ…?煮豆用の大豆を浸けるのが、私には関の山ですが、松本は己のカンでやっています)
大きくなったら漆の植栽に使われます(たぶん)。 
どれだけ発芽するのか、楽しみです。かわいい

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posted by 宮崎佐和子 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 和漆の木について

2006年04月16日

■今年はよく伸びますように。


阿波漆の木
漆の木の育ちぐあいは、毎年違うみたいです。これは工房の庭で一番大きい阿波漆の木(分根で育てた)ですが、昨年はちょびっと(10センチ位?)しか伸びませんでした。あらら。(T T) 

岩手の漆の木
こちらは岩手県の漆の木。この子は珍しく工房で発芽させて育てた木です。最初はマッチ棒のようなひよわな芽で、雑草にまぎれて踏まないようにするのが一苦労だったのですが、おととしからめざましい成長ぶり。昨年は50センチ以上も伸びたでしょうか。(隣に阿波漆の木が写っていますね)
去年、香川県は夏はひどい渇水・秋は大水でたいへんだったのですが。少しでも、伸びていくのはうれしいものです。はやく大きくなりますように。

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posted by 宮崎佐和子 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 和漆の木について

2006年04月13日

■漆の種の様子


10日に新潟から届いた漆苗と種。苗のほうは工房の庭に仮植えしました。そして「種」のほうは?
2006/4/14/浸けた種
種は、ネットに入れて水にふやかしていました。

漆の種は固いロウにおおわれています。この漆やハゼの木(よく漆の木に間違えられる‥;)の実のロウは、和ろうそくの原料になると多くの方がご存じと思います。この固いロウにおおわれた種を発芽させるために、いろいろな工夫がされます。ハゼの実は小鳥が食べてふんとなった状態でよく発芽するのでしょうか。山のあちこちで自生していますが(これがひとくくりで“漆の木”よばわりされる‥)、漆のほうはそう簡単に発芽しなくてあの手この手の方法を駆使します。
この新潟の種は薬品を使ったそうで「前は濃硫酸で処理していたけど、最近は希硫酸しか薬屋で売ってくれなくなってな。ちょっと今いち(※発芽成績がよくないという意味)かもしれん」という、漆掻きさんのコメント付きでした。(^^:)
いいです、いいです。ぜんぶ発芽してもたいへんですから。私としては元気に芽を出す強い子が育ってほしいです!
2006/4/14/分解した種
ふやかしていた種を松本が割って、状況を確認しました。
左から殻、実をつつんでいる薄皮、葉と根になる種です。すでに根っこが出てきだしたのが分かります。

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posted by 宮崎佐和子 at 22:32| Comment(6) | TrackBack(0) | ■ 和漆の木について
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