2009年04月26日

■発芽した漆の種の様子です。

こんにちは、弟子の芝吹です。

3/20に蒔いて4/16に発芽した漆の種のその後の様子です。

バッド(下向き矢印)浄法寺ベース(※母木が浄法寺産の種)は順調に発芽し、どんどんと育っています。
芽


その一方、阿波ベース(※母木が阿波産の種)はというと、、、全く何の変化も見られませんふらふら 脱ロウも種まきも同時にしたのですが、、、一週間過ぎても何の変化もないとさすがに心配になってきました。阿波の方は脱ロウ時に硫酸が少し多かったのがいけなかったのかなあ。


バッド(下向き矢印)気になって1つ種を掘り起こして、切断してみました。

切断

中身は変化なくちゃんと詰まっていて、芽も確認できました。


バッド(下向き矢印)調子の良い浄法寺も掘り起こして切断です。

切断2

刃を入れたときに、プチュッと中身がでできて、中の芽が解けています。これは発芽の準備か腐っているのか、、、う〜ん、不明です。

掘り起こしてみたものの、なぜ発芽しないのかよくわかりませんでしたもうやだ〜(悲しい顔) 浄法寺ベースは順調なので、阿波ベースももう少し気長に待ってみようと思います。
ありがとうございました。


* * * * * * * *

宮崎です。
発芽がちょっと遅く感じるのが、不安になってきているようですね。(あ、私は出ると思っているので心配してないです)
ためしに種を割った時、中身が柔らかくなっていた浄法寺ベースの種は傷んでしまっている子じゃないかと思います。もう少し、様子を見守っていきますね。


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posted by 宮崎佐和子 at 22:56| Comment(280) | TrackBack(1) |   弟子の日記

2009年04月23日

■刃物を研いでいます…。

こんにちは、弟子の芝吹です。
ここ数日は刃物研ぎをしています。研ぎの初歩の初歩から学んで、鉋の刃を仕上げるのに一日以上かかってしまいましたあせあせ(飛び散る汗)


はじめに、刃先をダイヤモンド砥石で少しだけ研いで、落としました。
次に、刃裏の刃先を研いで平面を出す裏出しをしました。荒めのダイヤモンド砥石で砥面を合わせたセラミック砥石1000番で研ぎました。均一にあてるのはなかなか大変で、どうしても研ぎの癖が出てしまいますもうやだ〜(悲しい顔) 研ぎの当たらない所は、表からたたいて刃先をのばしながら調整しました。

バッド(下向き矢印)松本さんのお手本です。
1たたき.jpg



1000番があたったら、1200番、2000番、人造仕上げ砥石8000番とだんだん細かい砥石に切り替えて研ぎました。8000番があたらないので、再びたたいて調整し、1000番から研ぎました。

バッド(下向き矢印)ようやく裏が出せました。
2裏出し完了.jpg


裏が出たら、表です。表は刃の角度が30度程になるように補助を付けて研ぎました。補助があるのになかなかうまく研げません。

3表.jpg

刃先ぎりぎりまでダイヤモンド砥石で落としてから、裏と同じく1000番から順々に研いでいきます。ダイヤモンド砥石で研ぎすぎて、刃を欠けさせてしまいがく〜(落胆した顔)欠けまで落としてからもう一度研ぎ直しました。ずっと研いでいると、刃が砥石の上でうまく滑るようになってきました。


鉋の刃の次は、”へらたち”という長い刃物を研ぎ、今は彫刻刀に入っています。まだまだ続きそうです。
ありがとうございました。

* * * * * * * *

こんばんは、宮崎です。
弟子は、ここ数日ずっと刃物の裏出し&研ぎをやっています。一日中コンコンコンコンコンコンコンコンコンコン 刃物を打つ音が聞こえるので「ここは鍛冶屋か?」と思うくらいです。^^;
漆に負けず研ぎにはうるさい松本ですから、自分の刃物を松本に見てもらい、いろいろ指摘されてショックを受けていた彼女ですが、今は「ちゃんと研げるようになりたい!」と一生懸命がんばっているんですよ。
おかげで、短期間でかなり上達したようです。
刃のぐあいが「見える」ようになれば、あとはしっかり訓練するのみではないかと思います。
うーん、がんばってほしいですね!


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posted by 宮崎佐和子 at 17:15| Comment(10) | TrackBack(1) |   弟子の日記

2009年04月20日

■帯留の木地を木地固めしました。

こんにちは、弟子の芝吹です。
お花見の時季も終わって最近は鯉のぼりを見ていまするんるん

さて、先日彫り上げた梅の帯留めのその後の様子です。
2007年に大森俊三さんが掻かれた末漆の生漆を使って、木地固めをしました。

バッド(下向き矢印)木地固め直後です。
1木地固め直後.jpg

卓上むろを湿して、湿しむろにした状態へ入れたら、大体1日で乾きました。湿度が100%近いままなかなか落ちないのであっという間に真っ黒になりました。

バッド(下向き矢印)湿しむろから出して、水乾きさせた後です。
2水乾き後.jpg
色がつくと彫りの様子がよくわかります。

これからどんな仕上げにしようか思案中ですあせあせ(飛び散る汗)
ありがとうございました。

* * * * * * * *

宮崎です。
『弟子室』はすこぶる好調で、一度湿したらなかなか湿度が落ちないようなんです。かなり長期間、よい状態を保っています。私にも同じものを作ってもらおうかな?なんて思っています。^^


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posted by 宮崎佐和子 at 21:01| Comment(2) | TrackBack(0) |   弟子の日記

2009年04月18日

■蒔いた漆の種が発芽しました!

こんにちは、弟子の芝吹です。
3/20に蒔いた漆の種が3週間過ぎても音沙汰なしで、少し心配になってきていたのですが、、、やっと発芽しましたexclamation


浄法寺ベースの発芽が始まりました。

バッド(下向き矢印)一番に発芽した芽です。(4月16日)
発芽3.jpg


バッド(下向き矢印)発芽の様子(同じ種です)
発芽1.jpg
こんなふうに土がふくらんで…。


発芽2.jpg
今朝見たら、頭が出ていました。


これから葉が開いてゆきます。


バッド(下向き矢印)これは開き途中のものです。
発芽4.jpg

発芽しはじめたものも合わせて、8つ出てきています。

※脱ロウの様子
※種まきの様子

阿波ベースはまだ音沙汰なし状態もうやだ〜(悲しい顔)ですが、希望が出てきました。暖かくなってきていますし、阿波ベースも近々のはず、、たらーっ(汗)
ありがとうございました。

* * * * * * * *

宮崎です。
芽が出て良かったです! 脱ロウはうまくいったと思っていたんですが、やっぱりきちんと発芽しないと確認できないのが正直なところです。;;
(芽が出るタイミングは、決して遅いわけでなくこんなものだと思うんですが…)松本が日々「芽、出た??」と真剣に聞くので、弟子も心配になってきたようです。^^;
でもこれからは、つられて次々と出てくると思います。楽しみに待ってやってくださると、うれしく思います。ムード


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posted by 宮崎佐和子 at 11:48| Comment(2) | TrackBack(0) |   弟子の日記

2009年04月09日

■帯留の木地を彫っています。

こんにちは、弟子の芝吹です。
桜が満開で、工房の行き帰りは自転車でお花見かわいいをしています。


さて、私の作業は、帯留めを作っています。

バッド(下向き矢印)はじめに、輪郭線だけを1.5センチ厚くらいの楠の板から電動糸鋸で切り取りました。

1.輪郭線で切り取り


バッド(下向き矢印)次に、裏になる方を鉋で削り、つく棒を取り付けました。

2.つく棒付ける

つく棒は自分の手に合わせて削っています。私は手が小さいので細めの直径2.5センチくらいです。つく棒の接着には、温めると柔らかくなり、接着できる合成樹脂を使用しています。『ほっとつく』と呼ばれています。外すときは、つく棒をトンカチでたたき、衝撃を与えて外します。


ここから表の形を彫刻刀で彫ります。大体彫り上がったら、つく棒を外して、裏をちょうど良い厚みになるまで削り落とします。全体をみながら側面を彫ったら、彫り上がりです。

3、彫り上がり

梅の花をモチーフにしました。


この帯留めは5個作っています。木彫の帯留めは他の種類も作る予定です。彫りの出来やスピードはまだまだですが、どんどん彫る所存ですので、また見てくださいませ。ありがとうございました。

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posted by 宮崎佐和子 at 22:31| Comment(6) | TrackBack(0) |   弟子の日記

2009年04月03日

■丹波漆の植栽に行ってきました。

こんにちは、弟子の芝吹です。
先日3/27〜28に京都府福知山市夜久野町に行ってきました。
夜久野町は兵庫県との境になり、山なので、雪が降っていたらどうしようとビビりながら27日の夕方に着きました。幸い雪ではなく、雨雨でした。ほっ。目的の『漆の植栽と手クロメ体験』が28日に行われました。この日は良く晴れて晴れ気持ちよく植栽できました。そのときの様子をご報告します。


夜久野町にある『やくの木と漆の館』に集合して、そこから車で植栽場所まで向かいました。地元の方や京都からいらした方など総勢30数名で苗木54〜7本ほどを植えました。

バッド(下向き矢印)植栽場の周りの風景

植栽場の周りの風景

バッド(下向き矢印)道ばたに車を止めてそこから100メートルほど下ると、植栽場所がありました。

4/3夜久野1

元は田んぼだったそうです。下準備として、既に耕してあり、重機を1回入れているそうです。水はけのため、真ん中に30センチ幅ほどの水路が掘られ、土を盛り上げたところに苗を植えました。株間は3メートルほどでした。
土を盛り上げているのは水はけのためで、比較的さらさらした土で、盛ってあります。
周りにはってあるネットは鹿よけネットです。鹿が漆の木を食べるため、鹿の侵入を防ぐためのものです。夜久野町の漆以外の畑でもはってあるのを見かけました。


まず、石灰を蒔き、なるべく平らで円形になるように上3分の1ほどを耕しました。石灰は酸性の土を中和させ、弱アルカリ性にするためで、蒔いたままでも雨が自然に溶かして浸透するそうです。
次に、ならした中心をスコップで掘り、苗木がまっすぐ立つように根に合わせた形の穴にして、苗木を置いたら土を掛けました。

4/3夜久野

ひげ根の間に土が入るようにさらさらと細かい土を掛け、固まりはのぞくか、ほぐして掛けました。ある程度かかったら、苗木を揺すって根の周りに土を入れ込みました。きちんと土を入れ込むことで、多くのひげ根から水分を取り込めます。


バッド(下向き矢印)苗木は丹波1号という名がついており、優良株からの分根で育てたものです。
4/3夜久野


根に土を入れたら、また土を掛けました。根が隠れたら、上から足で踏み固めて、土が下がったのでもう一度掛けました。最後に根の周りに、日焼けと草対策のわら?かや?をかけました。

4/3夜久野

日焼けとは表土の乾きを防いで保水のためかな?と思いますが、詳しく尋ね忘れてわかりません。草対策とは、まだ苗木が小さいときは草の伸びが苗木の日当たりを妨げるので、草刈りが必要ですが、これが草の伸びを抑えて、草刈りの手間を少なくするそうです。
苗木がある程度大きくなるまで、イノシシ対策に有機肥料はあまりやらないそうです。有機肥料をやると、ミミズが増えて、それを食べにきたイノシシにせっかく植えたものを掘られてしまうそうです。ネットは鹿よけであり、下から突進してくるイノシシには弱いのです。


バッド(下向き矢印)植え終えた畑の様子です。

4/3夜久野

この後の管理は、草刈りです。6月に刈って、草は表土保水のためそのまま置いておき、夏に伸びたものを秋にもう一度刈ります。苗木が小さい間は、日当たりを妨げないようによくみるそうです。

この後、午後から手クロメ体験がありました。次はその様子を紹介しますので、再びよろしくお願いします。
ありがとうございました。


* * * * * * * *

宮崎です。
夜久野町では「丹波漆を保存していこう」という地元の漆掻きのおっちゃん達が方が集まって公開植栽を行っているのです。今年も多くの方が集まったそうですよ。
この土地は、シカの食害に悩まされていて(ウルシの芽が大好き)ウルシノキを苗木から育てるのにネットを張ったりして大変な苦労をされています。
さて、この夜久野町で採った漆を使った手グロメ会も楽しかったそうなので、ぜひ見てやってくださいませ。^^


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posted by 宮崎佐和子 at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) |   弟子の日記

2009年03月26日

■卓上式の漆室が完成です。

先日から弟子が作っている自分の卓上式の漆室ですが、ついに出来上がったようです。

バッド(下向き矢印)アクリル版ではめ込み式のフタをつけました。
漆室
「できたねえ〜 ぴかぴか(新しい)」と二人して喜んでしまいました。


アクリル板の補強と取手を兼ねて、棒を貼り付けています。(あれ?×型につけたんですね。松本は+型をすすめたらしいんですが…)
まあ、どちらでもなかなかいいように仕上がったと思います。フタを開けなくても、外から中の様子が見えるというのは、なかなか便利だと思いますよ。^^

バッド(下向き矢印)こんなふうに持って、取り外しします。
漆室

この室は、自分で設計したらしいですよ。
指導した松本は、いま福岡に出張中で不在なんですが…。必要なものはちゃんと段取りしていたので、一人で完成させることができたらしいです。よかったよかった。
だんだん仕事環境が整いつつあるので、この漆室を使う日もそのうちやってくることでしょう。

* * * * * * * *

さて、話は変わりますが…。
そろそろ「あれ」をしようかと思っています。

3/26漆たる


漆の入っていた樽を、ご希望の方におゆずりします。
※前回の企画

近いうちに、正式な募集の記事をアップします。
(くわしいことはその時に…)
工房に人が増えることになって、いろいろ片づけをしています。そうすると出るわ出るわ、漆の樽たちが…あせあせ(飛び散る汗) ゴロゴロしています。
捨てるのがもったいないようなのを残しましたので、ご興味のある方はどうぞよろしくお願いいたします。

では近々、募集の記事を出しますね。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:59| Comment(6) | TrackBack(0) |   弟子の日記

■漆の種の脱ロウ・硫酸法2

こんにちは、弟子の芝吹です。工房の帰り道、自転車で探検しながら帰っていたら、小さなパン屋さんを発見しました。これまた小さな看板にフラフラ〜と引き寄せられたのですが、私の好きな味のパン屋さんでほくほくるんるんでした。


さて、この前の脱ロウした種を4日間水に漬けたらこうなりました。
ふくらんでひとまわり大きくなり、透けてきて、いい感じです。裂けているのもありました。脱ロウがうまくいったようです。阿波は浄法寺に比べると、ひとまわり小さく、形もへこんでいてゆがみが大きい。品種の違いかな?
4niti。_1.jpg


種の様子がいい感じなので種まきです。
土は育苗培土を使用しました。育苗培土は発芽に必要な養分などが入っている土だそうです。
深さ10センチほどのパッドに蒔きます。種が発芽したら、ポットに植え替えるのでこれくらいの深さで良いそうです。発芽の後も同じ容器で育てるときはもっと深い物を使い、発芽したら間引きます。

まず、土を入れ、たっぷり水を吸わします。水をたっぷり吸わしたときに、縁より1センチ下がったとこまで土があるように、容器の縁より5ミリほど深いとこまで土を入れました。水をたっぷり吸わすと、土がさがりちょうど良かったです。
5ミリ間隔程で種を蒔きました。密度は重要で、発芽のときにガスが出るのが関係しているらしいです。

tanema.jpg


土をざーっと掛けて優しくならしました。縁すれすれにすると1センチの厚みの土がかぶります。1センチかかるのが良いそうです。

tutiwo.jpg


最後にもう一度水をやって、種に掛けた土にも水を吸わしました。阿波と浄法寺を間違えないように札を刺して、工房から私の家に持ち帰りました。私の家はマンションなのでベランダで育てます。ベランダでちゃんと発芽するかとっても心配あせあせ(飛び散る汗)ですが、芽を出した報告が出来るよう毎日水やりをしたいと思います。
ありがとうございました。

* * * * * * * *

宮崎です。
順調に種まきにまでこぎつけましたよ。
この子たちは、弟子が自宅で日々めんどうをみることになります。(本人はちゃんと発芽するのかすごく心配してますが…)
たぶん?大丈夫だと思います。とても楽しみです。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) |   弟子の日記

2009年03月25日

■漆の種の脱ロウ・硫酸法1

初めまして、弟子の芝吹です。
工房に通うようになり、もうすぐ2週間になります。隣りの丸亀市から自転車で約40分かけて通っています。花粉防御のために、マスクをして帽子を目深にかぶっているので、かなり怪しい感じですたらーっ(汗) 
そんなのですが、これからよろしくお願い申し上げます。


先日3/16に、初めて硫酸法による漆の種の脱ロウをしました。その時の様子を紹介します。

3_25_zenkei_.jpg
 
工房には、浄法寺、阿波、新潟、北海道、高知の木が育っており、自然交配でできた工房の木の種を使いました。阿波の木になった種と浄法寺の木にになった種です。自然交配なので、阿波はそれ以外の浄法寺、新潟、北海道、高知どれかがお父さんで、浄法寺も自身以外のどれかがお父さんになるそうです。

 
バッド(下向き矢印)始めに、種の殻をとりました。種を棒で突きます。
 (写真の棒は漆の木で出来ています)
種を棒で突く


バッド(下向き矢印)そのあとに、少量なので軍手で揉んでとりました。押しつぶすのではなく、種同士をこすり合わせるイメージで揉むのがコツとのことでした。殻を風に飛ばしながらすると種だけがボウルに残りました。
gnnte.jpg


だいたいとれてきたら、ボウルに水を入れ、水に浮く種を捨てました。水に浮く種はシイナ(中身のない種)なので脱ロウ前に捨てます。これからいよいよ脱ロウです。
今回は硫酸を使った方法です。硫酸法の脱ロウは硫酸でロウを焼き焦がすという方法です。
硫酸法は熱処理法(熱湯でロウを溶かして灰に付着させる)より発芽率が高いそうです。

バッド(下向き矢印)硫酸は金属を溶かすらしく、水が入るように大きい容器でユウヤクのかかった陶器を使用しました。瓶に入れて、かき混ぜました。
kakimaze.jpg

kakimaze.jpg


種を入れて、種が隠れるくらいの硫酸を入れたら、入れてすぐにシュワーとなり、ドライアイスの煙のような白い煙が立ち、種が黒くなりました。硫酸も黒く変化しました。
15分、25分と途中種を取り出して様子を見ながら。30分かき混ぜました。

バッド(下向き矢印)硫酸で表面が黒く焦げています。
tochuu.jpg


30分後に瓶に満杯まで水を入れたら、あわあわになりました。
穴を掘り、瓶の水を捨て、種を捨てないように網を瓶の口にあてて、網に種がたまるように気をつけながら流しました。横に水を用意して、瓶の水を流したら、さらに水を流して、なるべく硫酸が薄まるようにしました。2〜3回水で瓶を洗い、網に入れた種を水で洗いました。水をいっぱいにして網を揺すって種を洗いました。

mizudejpg.jpg


バッド(下向き矢印)表面が焦げていました。
kurokojpg.jpg


網ごと手で揉んで黒焦げた表面を取ると、焦げた表面のロウ部分がとれてきて、中がでできました。とれたら、このまま水の入ったバケツに入れて種をふやかします。半透明になり、膨らんできて手で裂けるくらいになるまでつけておくそうで、だいたい4日間ほどです。漬けすぎると腐るので、水は毎日取り替えて、腐るのを防ぎます。
kuroihyou.jpg


この後、4日後に種まきをしました。
はじめてのブログでつたないですが、次は種まきの様子を紹介する予定です。ありがとうございました。

* * * * * * * *

宮崎です。
おととしの4月に、松本が熱湯と木灰を使った脱ロウ法で漆の種を下ごしらえする様子をご紹介していました。
でも、この木灰法は彼女は自分ですでにやってみたあとだというので「じゃ違うやり方でしよう」と、今回は酸を使った方法で脱ロウしてみました。
最初、硫酸液にびびっていた彼女ですが、うまくできたようです。どうぞ、後編にご期待ください。^^


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posted by 宮崎佐和子 at 22:43| Comment(6) | TrackBack(0) |   弟子の日記

2009年03月23日

■漆室を作っています。

工房に弟子が来るようになって、もう10日になります。
ほぼ毎日通っていて、自分の作業環境つくりに励んでいます。今まで、松本と私以外の人間が工房で仕事をするような環境になっていないので、まず片づけしてスペース作りから始まり、作業机、椅子、道具置き場などができています。

そして、今日は「漆室」つくりをしていました。

バッド(下向き矢印)木工場に閉じこもって組み立て中です。
3/23漆室つくり1

「漆室」とは…。
漆は、塗ってそのまま放置していたのではなかなか乾きません。洗濯物や絵の具が「乾く」のとは、違うのですね。逆に、あたたかくて湿ったところでないと乾いてくれません。
そこで、条件に合った温度、湿度を保った状態の空間が欠かせません。その空間を人為的につくるのが「漆室」の役割です。
この「漆室」ですが、いろんな形や大きさの室があって、バラエティーに富んでいます。使い手の個性がよくあらわれる場所でもあるんですよ。^^

彼女の漆室は、卓上型の小さい物です。
装身具等の小物を中心に制作する予定なので、管理のしやすいミニ室になったらしいです。

3/23漆室つくり2
新しい温室度計も用意しています。


バッド(下向き矢印)で、今日いちおう形になりましたよ。
3/23漆室つくり3
新品の湿度計もセットしました。
おっ、なんだか仕事ができそうな感じです。

この室は、直接水を打たないで、濡れタオルを入れて湿度を入れる室です。金網が何段も入る仕組みになっていて、この1〜2段の網に濡れタオルを常時入れておくのです。湿度の強弱は湿度計を見ながらタオルの枚数を変えたりすることになるかと思います。

バッド(下向き矢印)弟子もうれしそうです。
3/23漆室つくり4
これで、作業机と椅子、道具入れなどを作ったのですが、やはり「漆室」ができるのは格別の嬉しさがあるようで…。すごく喜んでいました。
あとは、扉を付けなければ…。
でも、明日から松本が福岡に出張なので、戻ってくるまでおあずけになります。(残念ながら私に工作の指導はできないんです ;;)


バッド(下向き矢印)さて、今日のむぎ君です。すごく不機嫌でした…。
3/23むぎ
目がすわっています。ご機嫌ナナメもいいところ。

今日はずっとこんな感じで;; しかも、うり坊をいじめてばっかりでした。おなかがすいて気が立っているのかな?
最近はちょっと多めに食べさせているんですけど…。

3/23むぎ
ずっとふてくされて倒れておりました。

posted by 宮崎佐和子 at 22:17| Comment(5) | TrackBack(0) |   弟子の日記
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