2010年01月07日

■2009年「工房の漆掻き」総集編

こんにちは、弟子の芝吹です。

今回は、工房の漆掻き総集編です。
昨年の初夏から、工房の庭の阿波ウルシの木2本で「漆掻き」を初めて学びました。
その様子をダイジェストにまとめましたので、どうぞよろしくお願いいたします。

■2009年開始

・目立て(6/16)
・2辺目(6/23)


2009年の6/16から始めました。まずは、漆掻き道具のカンナの柄入れをしたり、刃を研いだりしました。次に、漆を掻くまで成長していない若木(8年生)を掻く事になったので掻く部分に邪魔な下枝を切ったりと掻く前の準備をしました。
その後ようやく1辺目の傷(目立て)を入れました。2辺目(6/23)までは漆は採りませんでした。

バッド(下向き矢印)6/17の漆の木の様子です。葉がよく茂ってますかわいい

P1050801.jpg



■初漆

・3辺目(7/4)
・4辺目(7/12)
・5辺目(7/19)
・6辺目(7/28)
・7辺目(8/3)


バッド(下向き矢印)3辺目(7/4)に初めて漆を採取しましたぴかぴか(新しい)

P1060056.jpg

3辺目4辺目はまだ漆の出る量も少なく、とろんとした乳白色でした。
5辺目から徐々に傷が長くなっていき、カンナを入れるのが難しく、曲がった辺になってしまいました。漆は少し柔らかくなり、目刺しを入れ始めた6辺目からよく出るようになりました。

バッド(下向き矢印)6辺目のカンナを入れて、漆が溜まり、採る前の様子です。

P1060336.jpg



■盛漆

・8辺目(8/11)
・9辺目(8/17)
・10辺目(8/22)
・11辺目(9/2)

・12辺目(9/7)


8、9、10辺目までは、さらさらの漆がよく出ました。さらさらすぎてへら使いに苦戦ふらふら
8辺目からはアトメ(辺を入れてから30〜40分後に採る漆)も採り始めました。

バッド(下向き矢印)10辺目のアトメの様子です。

P1060541.jpg

最後にすくっていたのですが、2本しか掻いておらずアトメを採るのが早かったかなと今になって思います。

この後工房の催事に参加しており、11日間の空けての11辺目はすっかり出を悪くし
、一番良い時期の漆を作る事が出来ずに、秋の末辺に向かう漆となっていましたもうやだ〜(悲しい顔) この時期にもっと木を攻めて良い盛り漆を生産してもらうのですが、それが出来ずにちょっと残念です。それ以外にも、10辺目あたりから虫被害が出てきました。

バッド(下向き矢印)12辺目を採った直後の様子です。

P1060791.jpg



■遅漆

・13辺目(9/13)

・14辺目(9/18)
・15辺目(9/23)
・16辺目(9/29)
・17辺目(10/6)

・18辺目(10/13)

このころはだんだんと白っぽくねばい漆になっていきました。一方の木は完全に虫に葉を食べられてしまい、14辺目にして裏目漆のような漆が出て、辺掻きをお休みさせる事となりました。

バッド(下向き矢印)17辺目の傷を入れた後の様子です。

P1060894.jpg



■裏目漆と枝漆

・裏目掻き(12/25)
・枝掻き(12/28,29)
・伐採(12/29)


葉もすっかり落ちて、寒ーくなった年の瀬にようやく裏目を掻きました。本来なら葉が落ちたあとのまだ暖かい時期に行うものなのですが、工房の催事が詰まっており、一段落ついたらこの時になりましたたらーっ(汗)
今までより格段にねばく白い漆で、採ってすぐの付けでは乾きがすごく遅かったです。

バッド(下向き矢印)辺付け14辺のままずっと休ませておいた木もこのように裏目を掻きました。

P1080412.jpg


枝掻きが終了した後、12/29に伐採して漆掻きが終了しました。

バッド(下向き矢印)漆の木さん、お疲れ様ですexclamation
IMG_2831.jpg



■採取した漆

・初漆
・盛漆
・遅漆
・アトメ
・裏目漆
・裏目のアサマダレ漆
・枝漆
・枝漆のアサマダレ漆

P1080436.jpg

この8つに分けて保管しています。
それぞれどんな漆になるか愉しみでするんるん



こうやって振り返ってみると、漆掻きで私がついやってしまいそうな失敗をきちんと(?)していて、たった2本の若木の漆掻きでしたがとても勉強になったと思います。成熟した数十本から初めていたら、おそらく同じ失敗をして漆の木がもったいない事になっていただろうなあと思います。今回の2本には感謝感謝ですハートたち(複数ハート)
カンナやヘラ使いはまだ下手なままですが、漆の掻く時期や虫の予防は次回はしっかり押さえてやっていかなくてはと思いました。


ありがとうございました。

* * * * * * * *

宮崎です。
総集編、いかがでしたでしょうか。
これが人と漆の木のかかわり、そして「殺し掻き」という方法の一部始終となります。
最後まで、きっちりと切り倒し、片付けてやらないといけません…。きれいに切り倒すことで、木が再び活性化し「再生」に向けて動き出すことができるのです。
数ヶ月の間、見守って下さいまして、ありがとうございました。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(1) |   弟子の漆かき研修

2010年01月04日

■弟子の漆かき研修17/枝掻き。

あけましておめでとうございます晴れ
弟子の芝吹です。昨年は温かくお迎えいただき、そして見守ってくださり、ありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、工房の漆掻きですが、12/28に枝掻きをしました。
枝掻きの前に、「アサマダレ」と呼ばれる漆を採りました。

P1080411.jpg

「アサマダレ」とは、裏目を掻いた次の日の朝に傷口に溜まっている漆のことです。
裏目より更にねばく、ブヨッとした漆が採れました。

P1080414.jpg

裏目で何回もヘラを入れたわりには、漆が出ていまするんるん
(ここまでが裏目うるし掻きになります)


そして午後からは別の漆掻き、「枝掻き」です。
まずは、枝を切りました。

P1080419.jpg

後ろのほうに見えているのが、幹を切った漆の木です。
細い枝は、ナタでどんどん切ってゆきました。

一通り枝を切ったら、枝に傷をつけていきました。
木の又を台として利用し、カンナを入れました。

バッド(下向き矢印)松本さんの、枝の傷つけのお手本です。
P1080416.jpg

教えていただいて、私も枝に傷をつけていきました。



この木1本からだけで結構な傷の量で、「枝掻きは大変だ」といわれている事に少しは触れられたような気がしました。

傷をつけた枝は、傷から漆が出てきやすいように、日当たりの良い所に置きました。

P1080424.jpg

バッド(下向き矢印)枝掻きの様子です。先ほどつけた傷からにじみでたほんの少しの漆を掻き採ります。
枝掻きの様子
採ったばかりの枝うるし

裏目のうるしがけっこうな量が出たので、枝からも出るかなと期待していましたが、これが全然出てきませんでしたもうやだ〜(悲しい顔) ちょっと気温が低く寒すぎたようです。
拾う回数は多いけれど、一傷からは少量しか出てこない枝掻き。これが何千本もあったらと想像すると、、、「枝掻きは大変だ」の大変さはとてつもないと思いますふらふら


次は、この1年のうるし掻きを振り返って、総集編でご紹介いたします。

ありがとうございました。

* * * * * * * *

宮崎です。
今日の内容は「前日の裏目漆の残り(アサマダレ)採取 → 枝の伐採 → 枝うるしを採るための傷つけ → 枝うるし採取」…という流れのご紹介となっています。

さてさて枝掻き(枝うるし)についてですが…
今まで何度かご紹介しています。リンクを貼りますので、よろしければごらん下さい。
※2006年04月22日 枝漆について。
※2007年03月03日 池の「枝うるし」採り。
※2007年03月11日 これが“山の枝うるし”です。

今から8年前の2001年の12月に、日本うるし掻き技術保存会の記録保存のため、大森俊三さんが40年ぶりに枝うるしを掻いたことがありました。その時の仕事を、松本が習いに行ったことがあるんですよ。 とってもなつかしいです。^^
※岩手日報
ここまで漆を採りきる、ということは現在ではなかなかありません。切られたウルシの木も本望ではないでしょうか。
うるし掻き研修の総集編もぜひ、ごらんくださいね。ムード



posted by 宮崎佐和子 at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) |   弟子の漆かき研修

2009年12月27日

■弟子の漆かき研修16/裏目掻き。

こんにちは、弟子の芝吹です。

10/13に18辺目を掻き終えて、裏目まで待っていたのですが、ようやく12/25に裏目を掻きました。

バッド(下向き矢印)もうすっかり葉が落ちてます。小鳥さんのためにみかんが刺さってますかわいい

P1080404.jpg


15センチ間隔程で幹に1周傷を入れました。
バッド(下向き矢印)松本さんのお手本です。

P1080387.jpg

裏目は深くしっかりと傷を入れていきました。


バッド(下向き矢印)ゆっくりですが、ちゃんと出てきました。

P1080396.jpg

水っぽさはなく、すごくねばい漆が出てきました。


バッド(下向き矢印)このあとは切り倒してしまうので、残さず掻きとっていくと、こんなに採れましたるんるん

P1080406.jpg

葉を虫に食われてしまい、9/13に13辺目を掻き終えて休ませておいたもう一方の木も裏目をかきました。両方合わせての量です。今までで1番の量かも exclamation&question

このあとはついに切り倒しですあせあせ(飛び散る汗)

ありがとうございました。

* * * * * * * *

宮崎です。
「裏目うるし」とは…
この漆の木の幹から採取する、最後の漆が「裏目」と呼ばれ、辺漆(初辺・盛辺・末辺)とは区別されています。
読んで字のごとく、今まで傷を入れていない幹の裏側に幹を一周する傷をつけて採る漆のこと。辺漆を採り終わったあとに採取する漆です。メインの辺漆さえ需要の落ちたこのご時世、この「裏目漆」まで掻く漆かきさんはほとんどいなくなりました。
漆かきの時期は、初夏〜秋(地方や流儀によって微妙に時期は異なる)ですが、おおまかに分けて、初夏の漆を「初漆(はつうるし)」真夏の漆を「盛漆(さかりうるし)」秋の漆を「遅漆(おそうるし)」と言います。(呼び名は地域でやや異なります)

漆の木の最後の命の燃え残りのような漆でしょうか…。
そう思うといとおしさを感じます。
漆としてのランクは下位とされていますが、下地にたいへん重宝された使いやすい漆です。工房でも好んで使っているのですよ。
採取の仕事を面倒がられて漆生産の原風景からさえ、消え去っていこうとするのはなんとも惜しいものです。

次は、いよいよ伐採ですね…。
人と漆の木のかかわり、「殺し掻き」の漆の木の最後。どうぞおつき合い下さいますと幸いです。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:20| Comment(2) | TrackBack(1) |   弟子の漆かき研修

2009年10月18日

■弟子の漆かき研修15/18辺目です。

こんにちは、弟子の芝吹です。こちらでは秋祭りが盛んです。いろんな所から祭り囃子が聞こえます。地区ごとに違うみたいで、どこもとてもリズミカルでするんるん

さて、工房の漆掻きは、最終辺を終えました。
バッド(下向き矢印)10/13に18辺目を掻きました。

P1080025.jpg


バッド(下向き矢印)ヘラについた漆です。

P1080023.jpg

水っぽい中に白い漆の粒があります。ウルシの木はだいぶお疲れのようです。

バッド(下向き矢印)こんな様子です。

P1080014.jpg

葉はありますが、実は虫(葉虫?)にやられていたのですふらふら

バッド(下向き矢印)葉裏に小さな虫がついています。そのせいで、変なまだら模様になっています。

P1080021.jpg


ひとまずお休みさせて、裏目を採りたいと思います。

ありがとうございました。

* * * * * * * *


mama,ama.jpg宮崎です。
おなかに卵がいっぱいのお母さんカマキリ。この子はなかなかの美人ママですね。ムード この時期になるとこんなカマキリさんが、あちこちにいます。そして、漆の枝にも卵をたくさん産みつけていきます。
もう、来年の準備が虫たちの間でもちゃくちゃくと進んでいるようですよ。^^


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posted by 宮崎佐和子 at 23:56| Comment(2) | TrackBack(0) |   弟子の漆かき研修

2009年10月12日

■弟子の漆かき研修14/15〜17辺目です。

こんにちは、弟子の芝吹です。だんだんと涼しさから寒さへ体感が変わってきました。漆も乾きが落ちてきています。


さて、工房の木の漆掻きは、15、16、17辺と進んでいます。
バッド(下向き矢印)9/23に15辺目を掻きました。

P1060830.jpg

漆の中に白粒が出てきています。あまりよくありません。


バッド(下向き矢印)9/18の14辺目に掻かないでいた禿げた木を掻いてみました。

P1060836.jpg

ものすごく白い漆が出てきました。これは、辺掻きを終えた後に木に残っている漆を全て採りきるために傷のついていない所に傷を入れて採る裏目漆の時に出る漆だそうです。葉が落ちてしまったので、時期は早いですが裏目漆になってしまったようです。この木は1ヶ月程おいてからまた裏目を掻こうと思います。


バッド(下向き矢印)9/29に16辺目を掻きました。この木はまだ葉があるので続けています。

P1060860.jpg

だいぶ出が悪く、ねばい漆になりました。


バッド(下向き矢印)葉が黄色くなってきています。

P1060870.jpg



辺掻きの間を6〜7日にして、10/6に17辺目を掻きました。16辺目のような白くねばい漆が出てきました。こちらも虫にやられてきていましたが、寒くなり虫の勢力が弱まったのか禿げるまでにはいたらず、なんとか葉を残しています。後1〜2回で辺掻きを終えようかな、ガンバレ漆の木ダッシュ(走り出すさま)手(グー)

今回もありがとうございました。


* * * * * * * *

宮崎です。
早いもので、漆掻きもあと少しですね。第一回目は今年の6月、こんな様子だったんですよ。^^
葉っぱの残った方の木には、いっぱい実がついたので、ぜひとっておこうと思いました。


10_12_urusigasi_.jpgさて、今日の出来事…。東京の漆チームから、噂に聞いていた「あるもの」が工房に届きましたexclamation それは… 世にも不思議な漆のお菓子なのです。がく〜(落胆した顔) (決して市販品ではありません、念のため…)
おそるおそる蓋をあけると、あれれ? こんがり可愛らしい焼き菓子たちがいっぱい。この可愛いお菓子にどんな秘密が隠されているのでしょう。また、おってレポしたいと思います。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) |   弟子の漆かき研修

2009年09月19日

■弟子の漆かき研修13/14辺目です。

こんにちは、弟子の芝吹です。

もうすっかり秋模様ですね。9/18に14辺目を掻きました。
バッド(下向き矢印)禿げている木はますます禿げていってます。
DSCN2093.jpg


バッド(下向き矢印)原因のイモムシです。

DSCN2089.jpg

イモムシたちはこの木は食べ尽くして、移動を始めているようで、ブロック塀を沢山這っていました。がく〜(落胆した顔) 虫には気の毒ですが、見つけ次第つぶしていきました。ごめんよ あせあせ(飛び散る汗)
この木は掻かずに、まだ元気なほうを続けて掻きました。

ありがとうございました。


* * * * * * * *


宮崎です。
ウルシの木の葉っぱはかなり美味しいらしくて、いろんなイモ虫や毛虫が葉っぱを食べにやってきます。
弟子の漆掻き中の木2本のうち、1本はすっかり葉っぱを食べられてしまってすっかり弱ってしまいました。

バッド(下向き矢印)弟子の写真… 
 弱った木の7月→9月上旬の様子です。
P1060112.jpg
この状態から、一番上の写真のような状態になってしまったのですね。;; 「漆の木はキズをつけると樹液が出る」と言われますが、太陽の光と水で光合成をする「工場」である葉っぱが足りなくなると、うるしを作る方にエネルギーをまわせず、今まで重ねてきた痛々しい傷の負担とも相まって、どんどん弱っていきます。
健康な葉っぱをたくさん持つ…ということは木にとって重要なことなのです。

7辺目の漆を掻いた、8月上旬の時にはこの虫がもう発生していたので、この時に根絶していればいまでも漆は掻けたのですが… なかなか難しいものですね。虫の食害には、私達も何度も悩まされてきました。
弟子の勉強になって、この木も本望だと思いますよ。



さてさて…。
秋の大型連休ですが、弟子は今日から岡山県で開催される『西日本の漆を守る会』の集まりに参加しに旅立っていきました。新幹線
また、いろいろご報告できると思います。^^
楽しみにしていて下さいね。


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posted by 宮崎佐和子 at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) |   弟子の漆かき研修

2009年09月15日

■弟子の漆かき研修12/13辺目です。

こんにちは、弟子の芝吹です。
福屋での催事に初日から3日間(12日まで)参加して、香川に戻ってきました。早速、9/13に13辺目を掻きました。


今回は秋の漆(末漆)として、貯める容器を新しくしました。

バッド(下向き矢印)12辺目より少し白く、若干出が良くなっていました。
P1060807.jpg

雨でも降ったのかな?


前回ご紹介しましたもう一方の木は、ついに、漆を出さなくなりました。

バッド(下向き矢印)ほとんど水分です。
P1060813.jpg

傷口を塞ぐことができず、樹液がだらだらと流れ出てくるのは、見ていて痛々しいです。もう傷つけるのはやめようと思いました。


漆は樹液だから傷つければ出てくるのですが、今回ようやく「漆でない」ということがはっきりわかりました。塗料としての「うるし」は自然の恵みを頂くことですが、ただ受け取るだけでなく、こちらがウルシノキの中で「うるし」を育てていくことが最も重要なことかな、と思いました。
そのことを「漆を作っていく」といわれるのですが、それを全体として感じられたので(禿げきったあの木には悪いですがたらーっ(汗))よかったです。

ありがとうございました。


* * * * * * * *

宮崎です。
漆かき中の木は2本あるのですが、うち北側に植えている方の木が虫に葉っぱを食べられてしまい、みるみる調子が落ちていってしまいました。
…この子が、ついに力つきてしまいそうなんですね。ふらふら
いま、広島に出張中なので、工房に戻ってきたら改めて様子を見てみようと思います。

さて、広島での作品展ですが、いよいよ明日が最終日ですexclamation
明日は午後5時までとなりますが… どうぞ、よろしくお願いいたします。(_ _)



9_14_humiya_.jpg余談ですが…。広島のお好み焼きの話で思い出しました。以前、香川県高松市にある「ふみや」さんで食べた香川県のお好み焼き「きも玉」の写真が、たまたま携帯に残っていましたのでアップします。この「ふみや」さんのお好み焼きは、た〜っぷりの牛脂を使って焼き上げる濃厚なお好み焼き。それに鶏のキモがごろごろ入っているんですよ。おいしいけど味が濃すぎて、アラフォーの今の胃袋では、もう食べられないなあ〜と思います。;;

posted by 宮崎佐和子 at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) |   弟子の漆かき研修

2009年09月10日

■弟子の漆かき研修11/12辺目です。

こんにちは、弟子の芝吹です。
9/10〜16の福屋での催事に初日から3日間(12日まで)参加いたします。
今回は前半だけの参加ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

バッド(下向き矢印)催事の前に12辺目を9/7に入れました。
間隔を空けて掻いた11辺目に出る量が減ってしまったので、今回は空けすぎず掻きました。けれど、更に出なくなってきていました。

P1060787.jpg

一番出た9,10辺目は大体2本で5グラム程で、11,12辺目は2グラム程になっています。


いつも玄関近くに植えてあるほうを紹介しているのですが、もう1本の裏口のほうに植えている木はというと、葉を虫に食べられてどんどん禿げてきていますがく〜(落胆した顔)
バッド(下向き矢印)7/5と9/7の様子です。

P1060112.jpg

葉っぱについたコロニーを見つけたら切り取っていたのですが、虫の勢いのほうが上手のようで食べ尽くされてしまいました。葉が痛んでいるので漆を作ることができず、良い漆が出てきてくれませんもうやだ〜(悲しい顔)


次回は秋の漆として別の容器に採っていこうと思います。
ありがとうございました。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) |   弟子の漆かき研修

2009年09月05日

■弟子の漆かき研修10/10、11辺目です。

こんにちは、弟子の芝吹です。
8/22に10辺目を入れて、京都高島屋の催事に参加し、間を空けて11日目の9/2に11辺目をいれました。
10辺目11辺目合わせてご報告します。


バッド(下向き矢印)10辺目も引き続き、夏の盛り漆が出てきました。

P1060538.jpg

さらさらでこぼさず採るのが難しいです。漆の出も良く、今までよりたくさん採れました。


バッド(下向き矢印)なかなかいい状態でしたが、11日間空けた11辺目はこんな感じでした。

P1060775.jpg

とても透けた漆が出てきました。木を作っていくと、夏の終わり〜秋の初めにはこのような漆が出でくるそうです。若木は刺激を与えないとすぐ出が悪くなるそうで、出は悪くなっていました。空けずにきちんと採ったほうが良いようです。

採る期間を空けたら、こんな変化が出ることを見れたのは勉強になりました。一度にたくさんの木を掻く時には盛りからはしっかり採っていこうと思います。

ありがとうございました。

* * * * * * * *

宮崎です。
雨、ふりませんねえ…。たらーっ(汗)
台風が近づいた時に、少し降ったくらいで空気も土もカラカラに乾いています。雨が少ないと木もきっと疲れているだろうなと思います。
松本は、漆掻きの際に木のピークを真夏〜秋にもってくるように意図する仕事をして、弟子もそれにならってやってみているわけなのですが、秋は作品展のシーズンなので、どうしても人が木に合わせられなくなる時も出てしまいます。

9_5_mugi_.jpgさて、今日はむぎ君です。
いつもおなかをすかせているメタボなむぎ君ですが、お目当てのフードが入っている、コーヒーの空き瓶によくアタック?しています。幸運にも、今日はふたがゆるんでいて、飼い主に気づかれる前に(もう気づいていますけど ;;)必死で手を突っ込んで、中のフードをつかみ出しているむぎ君です。


posted by 宮崎佐和子 at 23:21| Comment(2) | TrackBack(0) |   弟子の漆かき研修

2009年08月22日

■弟子の漆かき研修9/9辺目

こんにちは、弟子の芝吹です。
選挙期間が始まりましたね。不在者投票にいってきたら、偶然にも高校の時の知り合いに出会いました。世間は狭いなあ。
なぜ不在者投票をしてきたか言うと、京都高島屋での工房の催事(8/26-9/1)に参加することになりました。初めてのことで至らない点が多々あると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。



さて、6/16に1辺目(目立て)をした漆の木の9辺目を8/17にいれました。
今回は私でもわかるくらいに変化して、夏の漆になったんだと実感できました。

バッド(下向き矢印)傷を入れてから、1回採ったあとの様子です。
P1060493.jpg

傷を入れるとすぐに漆がこぼれてで出きます。早く採らないとっあせあせ(飛び散る汗)
粘度もかなり柔らかく、ヘラを今までのようなゆっくりとしたスピードで動かすと、こぼれてしまいました。ふらふら


バッド(下向き矢印)2〜3回採ったあとの傷に、少し時間が経ってたまってきた様子です。

P1060507.jpg

時間が経って、茶色くなっています。この溜まってきた漆をアトメと呼んでいます。

ようやく夏の漆になってよかったです。 10辺目はどうかなあ。

ありがとうございました。

* * * * * * * *

宮崎です。
いよいよ夏の漆らしい漆が出て、うれしいです。^^
一本の木の持つポテンシャルは決まっているので、ほとんど使わない初漆(初夏の漆)は木にあまり出させず、盛り〜遅に、木のピークを持っていき、充実した時期の濃い漆をたくさんもらうようにしています。
若い木2本の漆かきですが、弟子の勉強にとてもよく役立ってくれていますよ。


8_23_uribou_.jpgさて、最近太りぎみのうり坊です。下っ腹に謎の「白い袋」をぶらぶら揺らしながら歩くようになりました。;; あの「白い袋」には「夢」や「希望」ではなく「脂肪」がつまっているんですよね…。漆の恩恵でできた、ありがた〜い袋のはずなんですが、どうしたものでしょうか。あせあせ(飛び散る汗)

posted by 宮崎佐和子 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) |   弟子の漆かき研修
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