3才の娘が、「こびとづかん」にはまっています。
※不思議ないろんな種類の「こびと」が、身近な自然に住んでいるという、なばたとしたかさんの絵本の創作のちょっとシュールなキャラクターなのですが、もう夢中になっています。

好きなのは、クサマダラオオコビトやカクレモモジリなどですが…。
こわい?キャラのこびとも好きなようで、「これは にくしょく で とっても どうもうな こびと です」と説明されると、すごく興奮しています。
こびとを採集するためのピンセットも欲しがっていますよ… 本当にこびとがいると思っているようです。
説明に困りますが

しばらく付き合ってやろうと思います。
さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。
↓乾漆粉のテクスチャをつけたぐいのみです。

試作品ですよ〜。こんなふうに仕上がりました。
今まで、炭粉を使った「縄文黒」と名付けた表情の器をいろいろ作りましたが、新たな表現です。
↓3年前から、乾漆粉の制作にとりかかっていました…。
※
国産漆100%、というとマニアックなかなりの高級素材ですね。
乾いた漆があまりにも堅いので、(さすが国産漆)細かくできずに作業が進んでいませんでしたが…。
昨年、
庵治石の石臼 というすばらしい道具を導入して、やっと好みの細かさの粉を得ることができるようになりました。
※ ありがたや〜〜。
そんな苦労の末に?できあがった乾漆粉ちゃん。
↓やっとひとつ試作を作るまでに進めることができて、感無量です。
(おおげさ)

こんな表情です。
楽しい!ほんと漆とは思えないテクスチャですね。炭粉の縄文黒とはひと味ちがいます。
うんと硬質なギラギラした表現になるのかな?となんとなく想像していましたが…。
力強い表情ですが、どことなくふわっとした風合いも感じられるような気がします。
松本によると、作業の加減で、かなり表情に幅を持たせることができそうなんだそうです。(←おもしろい!)
木の胎に漆、定着させるのも漆ですから、植物性100%の器でもありますよね。
楽しいです。
これは試作ですが、いろんな表現を求めて、どんどん展開できたらなと思います。


さて、今日のおまけ写真は…
毎日飲んでいます!手作りの赤紫蘇ジュースです。美味しいですよね。
産直で赤紫蘇の束を見つけるたびに買ってしまいます。

いつもありがとう…→ 

posted by 宮崎佐和子 at 22:54|
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