毎日、猛暑でかなり疲れてきています…。
まだ若いのに、これではイカン!と思うのですが、年々暑さに弱くなっているような気がしています。

そこで、今日は…。

暑さにうだる昼下がりに、よーく冷やした小玉スイカ
ひとりじめに初挑戦しました。

北海道富良野市の
uyda orchard (ウエダオーチャード)さんの農園で生まれたスイカ君です。

これが人気の「ひとりじめ」…。
大きめの瓜といった感じの坊ちゃんスイカ、という風情のスイカなんですよ。
2〜4人の少人数で食べ切れて、しかも甘みが強いのが特長だそうです。
昨日ちょこっと白状?しましたが…。
実はスイカがすこ〜し苦手だったりする私。
「スイカが」という訳ではないんですが… 分かる方には分かっていただけると思うのですが、ウリ科のお野菜がちょっとだめなものが多かったりします。青っぽい匂いとか歯ごたえとか…
(キュウリとかウリ。ピクルスまで加工すると食べられるんですが)なので、その延長でスイカもあんまり買ったり食べたりしない方なんです。
万一、甘くない、美味しくないスイカと出会ってしまったら?
限りなくキュウリに近い青臭い味の果肉がなくなるまで、ちゃんと食べないといけないなあと思うと…。
ついつい、気持ちがスイカさんから遠のいてしまいます。

…真夏の授かり物なのに、私につられて松本までスイカから遠のいていることとなり、ほんとに惜しいことをしているな〜と思っているのです。
さて、ドキドキの?「坊ちゃんスイカ」に期待を寄せてオープンです。

入刀の道具は、
玉鋼の包丁です。※

スパッと縦にまっ二つ。

中身はこうでした。

わ〜、皮のふちまで真っ赤

白い部分がほとんどありません。美味しそうかも…。

この「ひとりじめ」スイカを、漆のスプーンでいただきました。


自宅用の漆スプーン(大)です。材はトチ。
毎日使っていたので、さすがにふちの漆がなくなってしまい… つい最近、茨城産漆で上塗りをして、リフレッシュしたばっかりのスプーンさんなんですよ。
このスプーンを使って、ザクザクとスイカの果肉をすくっていただきました。
…一番おいしいと思われる真ん中を、スプーンを使って取り出している松本です。


ちょっと遊んでいますね。;;
この汁気たっぷりの真っ赤な果肉を前に、私の「スイカ苦手」意識はカンタンに吹き飛んでしまっていました。
「スイカってこんなに甘くて、スッキリしていて、のどごしがいいんだ〜」…ほんとに甘くて、果汁たっぷりで、可愛いスイカでした。
ふたりで食べ切るには、ピッタリですね。
食べ終わって、しばらく「夏の凉」を体で感じることができました。
暑い夏も、わるくないものですね。


さて、今日のおまけ写真…。「うり坊」と「ひとりじめ」のツーショットです。(そう、このスイカ君はこのくらいの大きさなんです)
うり坊がまだ無名だった
野良猫時代から、「この子は“瓜”っぽい」と思って、うり坊と名付けていたんですよ。^^
飼い主の勝手な妄想とはうらはらに、突然登場したスイカと無理やり並ばされて、写真を撮られ、なんだかとっても納得のいかない顔をしていたうり坊でした…。
posted by 宮崎佐和子 at 22:30|
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漆のスプーン制作