ここしばらく、松本は木地を彫っています。
一ヶ月くらい、ずーっとこんな感じかな…。

今日はスプーン(小)を彫っていますよ。

実は、松本が工房でいる時(出張に出ていない時ですね)こんなに長い期間をスプーンの木地づくりにかけていることは、珍しいです。
工房のスプーンは、いまだに松本自身が、手削りで彫りあげる…というめんどうなこと?をしているため、こんなことを言って恐縮なのですが、工賃が出なかったりします。(こだわりが多すぎて、受けてくれるような木地師さんが、未だに見つかりません〜

)
なので、たいていはデパートの催事中に、松本が「実演」をしている時に作ってできた木地をメインに仕上げてます。工房では、なるべくスプーン木地彫りに時間を割かないように、ささやかながら?工夫しているのですが…。(スプーンは手間がかかりすぎて、工房でいる時にすると、ほかの仕事ができなくなってしまうのですよね

)
とはいっても、一般のお客さまにとってはかなり高額な部類に入るこのスプーン。
このスプーンがきっかけでファンになってくださる方もたいへん多く、やはり工房に欠かせないものの一つなんです。
そして、たいへんありがたいことに、大量のスプーンなどのカトラリー類のご注文をいただいておりまして… それを年内に納めるために、松本はおおわらわです。

作っている木地の一部です。
(まだ途中の段階ですが…)
ほか、まだまだ年内にやる仕事がてんこもりですよ。

オーダーや修理などを工房にされてらっしゃるお客さま、中にはずいぶんお待ちの方もいらっしゃるのですが…
順次仕上げて、ちゃんとお渡ししますので、どうか、もうしばらくお待ちいただけると幸いです。(_ _)

ちょっと前ですが、豊中町(香川県三豊市)にある「冬椿」さんというカレー屋さんに三人でいきました。(
ShopMasterさんのブログを見て、松本が行きたいと言い出したのです)
私が食べたのは「冬の牛スジ玉葱カレー」、弟子は「夏カレー」でした。「夏カレー」はけっこうスパイシーだったとかで…。う〜ん、またおいしいカレーが食べたいなと思います。
posted by 宮崎佐和子 at 22:51|
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漆のスプーン制作